熊本の被害が日々じわじわと拡大し、中越地震に匹敵するほどになってきました。
家を失い、長期に渡って”戻れない”環境が、こころとからだにいかに大きな打撃を与えるか東日本大震災の経験から、容易に想像がつくことと思います。
一方で各県の支援対応は、DMAT、DPATをはじめ迅速に動いているようです。
GWに突入し、多くの人たちが帰省したりボランティアに入ったりまた新しい角度からの情報が期待できるでしょう。
課題はあるにしても、教訓は確実に活かされている、と感じるこの頃です。
大槌町における「コミュニティ・カフェ」づくりは、おかげさまでゆっくりですが歩み続けています。
先般最後の大物什器が搬入され、よりカフェらしくなってきました。
もっと多くの人に立ち寄っていただきたく、広報やプログラムにも知恵を絞らないといけません。
なお、今般の「カフェづくり」は主に、『赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」助成事業第17次助成(中長期)』により、充実した設備を整えることができました。
多くの人たちのあたたかい善意が詰まった場所です。
ぜひぜひ、お越しくださいませ。
<今週のメンバー>
田辺 有理子 (精神科看護師)
伊藤 亜希子 (精神保健福祉士)
+インターン2名
<今週のサロン>
4月30日(土)AM10:00~PM3:00 @旧植田医院仮設診療所 「のんびりゆるカフェ」
☆こころがけは、大小グループ問わず、こころの多職種(精神科医師、精神科看護師、臨床心理士、精神保健福祉士等)によるサロンを行います。個別相談もお気軽にどうぞ。こころがけHPにメンバープロフィールやサロン風景を掲載しています。