2016年は12月16-17日の活動をもちまして終了いたしました。
今年も大変お世話になりました。
新年は1月13‐14日から始動いたしますので、またどうぞよろしくお願いいたします。
今年は旧植田医院仮設診療を「拠点」としてフル活用させていただき、コミュニティカフェの普及と充実に注力した年でした。
毎週ジプシー状態だった過去数年間を思えば、居場所・サロン機能、相談機能が固定の場所で展開できる有難味を実感します。
また、従来の遠方からのメンバーに加えて、県内から多才な「インターン」の参加により、サロンが充実化しもはやカフェの主力です。
そして、去る11月26日(土)はこの拠点が更に花開いた記念すべき日になりました。
過去何度もこころがけの音楽サロンにご協力くださっている奈加靖子さん(歌手、アイリッシュハープ奏者)がカレーハウスCoCo壱番屋創業者宗次徳二氏が主宰する音楽NPOイエローエンジェルさんのご支援により再び大槌町に来られ、拠点にて音楽サロンを開催し、50名もの住民の方々が参加されました。
午後の部はホールに見立てた旧待合室から人があふれ、旧診察室や入口までぎっしりの状態でした。
窓や壁には、染め物サロンにて主に小鎚17仮設の方々が制作した作品を展示させていただき
目にも鮮やかな会場になり、奈加さんの音楽や山中先生の健康講話を引き立ててくれました。
最後は恒例の、『すみれの花咲く頃』(奈加さんは元宝塚女優)で大合唱し一体感を味わい幕をとじました。
なにより感動したことは、これまでの5年間の活動でつながってくださった住民や関係機関の方々がまるで一同に会するかのように集まってくださったことです。
以前の巡回サロンで知り合った住民のみなさん、沢山(さわやま)地区のみなさん、仮設の支援員さん、小鎚17仮設のみなさん、傾聴ボラの方、釜石のNPOかだっぺしのみなさん、コミュニティカフェの常連さん、そして先般ふまねっとサロンでお邪魔させていただいた、社協の「ほっとおおつち」のみなさんが車いすの利用者さんを連れてきてくださり、仮設診療所のバリフリーが活かされた光景にも感動しました。
改めて、どれほど多くの方々に助けられているかを教えていただいた一年でした。
みなさまへ、こころより感謝申し上げます。
来年1月の予定
来年はこのようなスケジュールで活動を開始いたします。お気軽にご参加下さい。