災害復興メンタルヘルス研修 応用編

【第6回】非言語的な支援技法 -ヨガと折り紙-

mh6

【日時】2016年326日(土) 14:00から17:00

【会場】
盛岡:肴町恵ビル 肴町恵ビル3F会議室(岩手県盛岡市中ノ橋通1-5-1)

大槌:旧植田医院仮設診療所(テレビ会議システム使用)

 

【共催】

認定NPO法人心の架け橋いわて

NPO法人参画プランニング・岩手

 

【内容】

つながるヨガ ~こころ・からだ・いのちの架け橋~

大滝涼子 先生

<講師紹介>

米国テンプル大学心理研究学部卒業。英国ロンドン大学(University College London)・アンナフロイトセンター精神分析的発達心理学修士課程修了。2005年よりヨガを始め、東京やシンガポールで練習を積む。2009年、ロンドンでの大学院時代に、子どものヨガや心身に障害を持つ子どものためのヨガセラピーを学び、ロンドン市内の特別擁護学校やヨガスタジオで、脳性麻痺、ダウン症、発達障害、自閉症、ADHDなど、特別支援を必要とする様々な子どもたちとヨガをする。2010年1月帰国し、東京都内の児童養護施設や学校、国内各地のコミュニティーにて活動。東日本大震災後、被災地支援に関わり、現在、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所・災害時こころの情報支援センター研究員。災害時の心理社会的支援としてのPFA(サイコロジカル・ファーストエイド)やChild Friendly Spaces(CFS、子どもにやさしい空間作り)、PTSDのための精神療法を専門としながら、ヨガ講師として、国立病院の精神病棟でのヨガクラスや被災地でのヨガ、障がいをもつ子どもを対象としたヨガクラスを行っている。

 

 

指先から脳を活性化 ー折り紙で生き抜く力を養おうー

小林利子 先生

<講師紹介>

IMG_0051ATR-BC, ATCS, LCAT

ニューヨーク大学でアートセラピーを学び、米国アートセラピー協会の資格認定、指導資格、またニューヨーク州認定免許を保持。2001年9・11後危機カウンセラーを経て、2003年より2015年5月までアートセラピストとしてニューヨークの州立精神病院に勤務。トラウマ・インフォム・ケア(TIC)の理念に基づいた患者の治療に関わるだけでなく、2013年より職員対象トラウマケアを担当。
PastedGraphic-32002年より折り紙療法協会(Origami Therapy Association)の前身、「エンリッチメント(表現)折り紙療法」を発足。日本人クリエイティブアーツ・セラピスト・コミュニティー(CJCAT)を2003年に設立。2015年にサイコロジカル・ファースト・エイド(PFA)のトレイナー育成資格を取得。今後は精神病院をベースに折り紙療法を取り入れたトラウマケアの研究予定。日本、米国内外での各種学会発表、折り紙ワークショップ、日系コミュニティーケア、論文発表、インタビュー記事、随筆の執筆など多数。2011年以降は東日本大震災支援プロジェクトに関わる。JAMSNET理事・日本女性監視機構会員。ニューヨーク在住。

 

【第5回】被災地コミュニティにおけるメンタルヘルスケア

p1

被災地支援3団体交流企画

ここ・から・なごみ 災害復興メンタルヘルス研修会
「被災地コミュニティにおけるメンタルヘルスケア」

【日時】2016年2月28日(日) 09:30から12:30

【内容】

第1部「被災地における依存症問題を考える」

講師:成瀬暢也 先生(埼玉県立精神医療センター医師)

第2部「急速に高齢化が進む被災地コミュニティにおける課題」
シンポジスト:

岡本典子(看護師) “こころがけ”

西内実菜(作業療法士)石井真由美(看護師) “なごみ”

竹内咲(精神保健福祉士)原敬造 “からころ”

【会場】

TKPガーデンシティ仙台 ホールC 仙台市青葉区中央1−3−1(仙台AER 30階)

 

東京会場:AP東京八重洲通 11階Nルーム 東京都中央区京橋1丁目10番7号KPP八重洲ビル

 

盛岡:肴町恵ビル 肴町恵ビル3F会議室(岩手県盛岡市中ノ橋通1-5-1)

 

大槌:こころがけ大槌ベース(テレビ会議システム使用)


【資料】PDF版パンフレット
【主催】認定NPO法人心の架け橋いわて

【協力】協力:NPO法人 相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会
   一般社団法人 震災こころのケア・ネットワークみやぎ

【事務局】からころステーション(担当:渋谷) TEL・FAX:0225−94−2966

【第4回】音楽療法とコミュニケーション

mh4

【日時】2016年1月16日(土) 14:00から17:00

【会場】
盛岡:肴町恵ビル 肴町恵ビル3F会議室(岩手県盛岡市中ノ橋通1-5-1)

大槌:こころがけ大槌ベース(テレビ会議システム使用)

【主催】 認定NPO法人心の架け橋いわて

【内容】

「こころ通い合う音楽空間」

長江 朱夏 先生
「援助者のための対話スキル研修」

堀越 勝 先生

 

昨年の基礎編に続く長江朱夏先生による音楽療法と、堀越勝先生(国立精神神経センター認知行動療法センター 研修指導部長)によるコミュニケーション技法の公開研修です。どちらも参加型スタイルで対人援護力の幅を拡げるまたとない機会です。前回十分時間をとれなかった遠隔会議実習のまとめも行います。

盛岡会場の定員30名、大槌会場の定員を10名としますので早めの参加登録をお願いいたします。

【第3回】遠隔被災地支援の新しい試み

ms12

【日時】2015年12月19日(土) 14:00から17:00

【会場】
盛岡:肴町恵ビル 肴町恵ビル3F会議室(岩手県盛岡市中ノ橋通1-5-1)

大槌:こころがけ大槌ベース(テレビ会議システム使用)

【主催】 認定NPO法人心の架け橋いわて

【内容】

第1部:講義「宮城県被災地における訪問診療と支援者間連携の実践」

祐ホームクリニック 武藤真祐先生

 

第2部:実習「ICTを用いた支援者間の情報共有と生涯学習(仮題)」

リコージャパン 渡辺芳生先生/栗原正美先生

 

武藤先生は震災直後から宮城県石巻地域において、先進的在宅医療を導入されるなど高齢化社会への様々な処方箋を提言されています。厚生労働省情報政策参与。内閣官房IT総合戦略本部 新戦略推進専門調査会 医療・健康分科会構成員。総務省スマートプラチナ社会推進会議 構成員などをつとめる大変ご多忙な先生ですが、こころがけの日下先生からのご紹介で研修講師をお願いすることができました。
遠隔地からの支援を長期的かつ継続的に提供するには、移動負担の軽減が不可欠でありこころがけでは情報機器の活用を進めていますまた本年12月から導入されるストレスチェック制度が追い風にな地方都市や過疎地における遠隔面談が現実的になってきました。
第2部では遠隔支援者のための情報機器活用について、誰でもわかりやすく学習できるようリコージャパンに参加型研修をお願いしました。ITが得意な方には活用方法の拡充、苦手な方には絶好の克服チャンスです。
1部、2部ともに日々の対人援護活動に役立つ極めて貴重な機会です。
なお、今回は研修登録者以外の方のご参加も歓迎します。
お知り合いの対人援護職の皆様にお声がけ下さい。
恐れ入りますが、参加をご希望の方は12月10日正午までに、お名前をと人数をお知らせくださいませ。

【第2回】アルコール関連障害への対策と『アル・コルかるた』実習

【日時】11月14日(土)14:00 から 17:00

 

【盛岡】

岩手県盛岡市中ノ橋通1−5−1
肴町恵ビル3F会議室

【大槌会場】
〒028-1121 岩手県上閉伊郡大槌町小鎚23-23-1
旧植田医院仮設診療所 ※3名以上の応募で開催

 

【司会】

鈴木満先生(岩手医科大学医学部神経精神科学講座客員准教授)

 

【内容】

第1部 河本泰信先生(久里浜医療センター)「アルコール関連障害:支援者の心得」(仮題)
第2部 渋谷浩太先生 高柳 伸康先生 (石巻からころステーション)「アル・コルかるた実習」

【第1回】次世代復興担い手の育成戦略-学際的国際的視点から-
(東北みらい創りサマースクールワークショップとして公開形式で開催)

SummerSchool_2015

【日時】8月8日(土)13:00〜15:00

 

【会場】

(盛岡)盛岡市産学官提携センター
(大槌)旧植田医院仮設診療所

 

【講師】

(司会)伊藤憲三先生(岩手県立大学名誉教授、いわて防災安全推進機構理事長)

(シンポジスト)鈴木満先生(岩手医科大学医学部神経精神科学講座客員准教授)

麦倉哲先生(岩手大学教育学部社会学研究室教授)

岸光男先生(岩手医科大学歯学部口腔医学講座予防歯科学分野准教授)

 

【内容】

震災後4年半が経過し、被災地では生活環境の変化と高齢化が急速に進みつつあり、今後の地域社会のあり方がこれまで以上に問われている。支援団体の多くが撤退し行政担当者も代変わりしていることから、地方創生も見据えた次世代復興担い手の育成はきわめて重要な課題であり、また災害多発国である日本で育成する災害専門家にはGlobal Healthへの貢献が期待されよう。

本シンポジウムでは、それぞれの専門領域で被災地支援に携わる過程で人材育成の学際性と国際性を志向してきた3名のシンポジストが、次世代の復興担い手育成を担当する支援者や大学教員に求められる共通戦略について議論を深める。

 

PDFダウンロード