東日本大震災から3年が経過し、岩手県沿岸地域では被災住民へのメンタルヘルスケアがますます大きな課題となっています。
しかし、震災以前からこの地域が抱えてきた支援専門家の不足は今も解消されていません。
本事業では、長期的復興支援の担い手となる岩手県在住の学生、対人援護職を対象に、メンタルヘルス・リテラシーに関する普及啓発を行うとともに、次世代メンタルヘルス支援者の育成を通して被災地コミュニティの自立的支援基盤を強化します。
<対象>
岩手県在住あるいは岩手県出身の学生、対人援護職(看護師、臨床心理士、教員、産業カウンセラーなど)
<概要>
- 2014年9月から2015年6月まで全10回
- 講師は国内外の災害メンタルヘルスの専門家(外国人講師の場合は通訳あり)
- 盛岡、釜石あるいは大槌、仙台、東京など複数会場をテレビ会議システムで結んで開催
- ★マークのついた拡大公開研修(3回)は事前登録頂ければどなたでもご参加頂けます。
- 10回の研修のうち7回以上参加された方には修了証を発行します。