こころがけの活動メンバーを紹介します。
精神科医
鈴木 満(すずき みつる)
青少年時代を横浜と東京で過ごし、岩手医大では馬術部に所属し馬と共に暮らす。31歳でロンドンに留学。5年間居ても英語は上達せず、好きな映画はミスタービーン。盛岡の中津川を愛し鮭のように帰盛。中年時代から海外在住日本人のメンタルヘルス対策のために世界行脚を始め120都市以上を訪問。もともと犬&馬派だが50歳を過ぎて猫の可愛さに気づいた遅咲きの男。最近になって玄米を味わうことをおぼえた。12年前、訳あって東京に本拠地を移したが、東日本大震災後から週末の軸足を岩手に戻している。心の師は新渡戸稲造先生。
多文化間精神医学会副理事長。NPO法人JAMSNET東京理事。
長谷川 朝穂(はせがわ あさほ)
名古屋市出身ですが、現在は山形に在住しています。医学部卒業後5年ほど内科の研修を経験しましたが、病める人の心理的な問題に関心を持ち、精神科医になりました。専門はリエゾン精神医学と精神科救急でしたが、近年依存や自殺などの問題に関わる機会が多くなりました。
阪神淡路大震災の際には、被災地の支援に赴き、その経験を役に立てたいという気持ちで、「こころがけ」の設立に関わりました。現在は社会医療法人公徳会米沢こころの病院(以前は若宮病院)に勤務。かつて勤務先ではお昼休みにお気に入りのお菓子を用意してお茶会を開いていたのですが、コロナ禍のため見合わせ中です。音楽が好きで、学生時代は合唱団やロックバンドに所属。2019年には40数年ぶりに再結成した高校時代のバンドでライブしました。(https://www.youtube.com/channel/UCJC5hwKmH52COAEB5xdAp4Q)
医師
仲本 光一(なかもと こういち)
神奈川県川崎市生まれ。横浜の聖光学院中・高等学校卒。当時話題のワトソン・クリックのDNAモデルに憧れ生物学者を目指すも受験失敗で断念。生物学で受験できた弘前大学医学部に入学。在学中は、酒と薔薇(ジャズ研でのバンド活動)生活に明け暮れる。弘前での言葉のギャップに適応できず、神奈川県に戻り、横浜市大医学部関連病院で研修。以後約10年間外科医として勤務。その後、漫然と憧れていた外国生活を叶えるため、外務省医務官となり、家族(家内、子供)と共に、ミャンマーに赴任。ネットもない時代、ミャンマー国にただ一人の日本人医師、究極の”ドクター孤島”として奮闘。以後、家族と共に、インドネシア、インド、ニューヨーク、タンザニア、オタワで勤務。その後、外務省診療所長として東京で勤務。霞が関生活、毎日の通勤に疲れ果て、家内の実家である岩手県でお世話になることを決め、移住。保健所長として、風光明媚、食べ物やお酒の美味しい岩手県生活をエンジョイしています。
臨床心理士
村上 裕子(むらかみ ゆうこ)
普段は会社員を対象としたカウンセリングや心の健康に関する研修、会社の人事や上司への相談対応を行っています。その他には、予備校生へのカウンセリングや、海外に住む日本人、日本に住む外国人への支援を行っています。
個人個人が持っている力を引き出す作業や、集団の持つ可能性を広げるようなネットワーキング支援ができればと考えています。
好きな物は、海と山と、飲むこと食べること。ダイビングやカヤックを旅先で楽しむのが趣味です。土地土地の美味しい物に出会うと、なお幸せになり、家でも作ってみたくなります。将来は、自分で焼いた器で、美味しいものが食べられたらいいなと思います。
苦手な物は納豆。がんばりましたが、克服できません。
福島 正樹(ふくしま まさき)
埼玉県生まれ、18歳で渡米し遊学。25歳でITの会社に入社するも激務で3年で退社。しかしもともとやりたかったカウンセラーを志し、意を決して大学院へ入学。卒業後は都内にある精神科「めじろそらクリニック」でカウンセリングを行っています。
専門領域は多文化間精神医学、異文化不適応です。クリニックでは海外の難民の方の相談などを行っています。大学院にいたころから東北と縁があり、このプロジェクトを始め、様々なプロジェクトで支援・協力をしてきました。趣味は釣りで毎週のように釣りに出かけており、リアル「釣りバカ日誌」を体現しています。いつか東北ででかい魚を釣ることを夢描いています。
田口 圭子(たぐち けいこ)
高校卒業後、アメリカのカリフォルニア州に留学。大学、大学院で臨床心理学、発達心理学を学び帰国。浜松医科大学附属病院の精神神経科にて研修を受け、クリニック、学校、カウンセリングオフィス等で勤務。
2018年11月より日本に居住する海外の方へのカウンセリングを得意とする東京インターナショナルサイコセラピー(TIP)の二子玉川オフィスで臨床心理士として働いています。子供から大人まで幅広い年齢層の方に英語と日本語で、家族関係の問題、発達障害に関する問題、学校や職場での不適応、摂食障害とボディ・イメージの問題などに対して、カウンセリングを通じたご支援をしています。趣味はキャンプで、祖母から受け継いだ原野を開拓し、プライベートキャンプ場を作って楽しんでいます。こども達の力を信じて、こども達を支える人の支援活動を続けていきたいと思っています。
看護師・保健師
田辺 有理子(たなべ ゆりこ)
いまは、神奈川県の大学で教員をしています。専門は精神看護学で、こころの病気をもつ人への支援のほか、高齢者虐待防止、医療介護職のメンタルヘルスケアなどにかかわっています。
震災のときは岩手に住んでいました。悲しいこともありましたが、人に助けられ、支えられていることを実感しました。大好きな岩手のために何ができるのかを考えながら、活動に参加しています。大槌町の皆さんとお茶っこしながらおしゃべりでることを楽しみにしています。四季折々の海の幸や山の幸も。
青柳 美樹(あおや ぎみき)
岩手県に馴染の深い「近江(高島)商人」の地、滋賀で生まれ育ちました。青年海外協力隊でボリビアへ行ったことに始まり、結婚して東京に移り住んでからもなぜか東京に定着せず、3~7年で出ては入り、出ては入りを繰り返しております。ご縁で岩手の看護系大学に赴任した折、こころがけの活動を知り、参加の機会をいただきました。岩手県に住んでいたのは3年間でしたが、全市町村をマイカーで踏破し(ほとんど仕事で保健センター、1か所だけ旅行)、広さと自然の美しさを感じてきました。厳しい冬の西和賀町も訪問し、雪の厳しさも少しだけかじりました。現在は愛知県の大学で、在宅療養者の看護と保健師養成に携わっています。
いろんな土地に行きましたが、それぞれの地域のよさがあり、歴史があります。それを大事にしたいなと思っています。
米澤 慎子(よねざわ しんこ)
生まれも育ちも岩手です。岩手といっても内陸で育ったため、
現在は雫石に住み、愛犬のポメラニアンと共に、
地元の看護専門学校・保健師学校を卒業し、勤務先は病院・
私にとって、一番好きな看護のフィールドは‘地域’です。
こころがけの活動は、
活動により‘ケアし、ケアされる’ということを学びました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
精神保健福祉士
伊藤 亜希子(いとう あきこ) 地域連携マネージャー
こころがけの地域連携マネージャーとして、現地活動の窓口および活動のコーディネートを担っています。2012年4月より釜石に住み、こころのケア関連の事業に携わりながら、週末にこころがけのメンバーとともに活動しています。以前は長らく東京の精神科病院に勤務し、地域医療連携や、精神障害のある人の人権問題に関心を持ち活動してきました。精神障害者のある人の成年後見人も担っています。こころがけの活動が地域に根づくように、少しでも住民の方々や関係機関の皆さまのお役に立つよう、ネットワークを広げ、皆さまの声を集め活動に活かすことが役割と思っております。
産業カウンセラー
多田 誠(ただ まこと)
栃木県出身 岩手県在住。20代は自動車メーカーでスポーツカーやコンセプトカーのデザイン開発に従事。30歳で岩手に定住、誘致企業で半導体製造装置の開発をしながら自社製品の国内外技術営業として飛び回る日々。留守勝ちで、次男に「よそのおじさん」扱いされるも飛行機大好きで至福の数年間を過ごしました。40歳を前にして短大の教壇に立ち、デザイナーの育成に情熱をそそぎ、最後の4年間は、自動車整備士の養成と人材確保に奔走、奇しくも車に始まり車に終わった現役生活でした。50歳を前に産業カウンセラー、キャリアコンサルタントを取得、カウンセラー活動を通じて数々のご縁をいただき、ここにお世話になっております。現在は、社会人対象のセミナー運営と講師を務める傍ら、ドローンで夕焼けを追いかけています。(一社)日本産業カウンセラー協会東北支部岩手県運営部長。資格は他に、家具手加工1級技能士、ドローンパイロット。
これまでに活動を支援してくださった皆様
- 田中 武(たなか たけし)
- 山本 裕史(やまもと ひろし)
- 渡 路子(わたり みちこ)
- 日下 慶子(くさか けいこ)
- 伊関 敏男(いせき としお)
- 中田 信枝(なかた のぶえ)
- 加賀田 聡子(かがた さとこ)
- 川堀 昌樹 (かわほり まさき)
- 赤崎 美枝(あかさき みえ)
- 山中 浩嗣(やまなか ひろし)
- 岡本 典子(おかもと みちこ)